「世の中変わらない」という誤解をとこう
「みんなの会」の政策・市民マニュフェストの発表がありました。会場がいっぱいで入りきれない人が廊下にあふれました。
正木日本共産党市議団長が、これまでの仙台市政をどうみるのか、改革すべき市政の課題を30分かけて発言しました。石井市政時代の汚職腐敗の土壌がまだ残されている問題で、東北文化学園大学の不正融資事件、松森工場契約時の談合疑惑などで、市長側近のかかわりについて指摘しました。ムダづかい、浪費が止まらず市の借金が増えて、毎年の返済額が700億円近くとなって市税収入の3分の1を超えてしまったと報告しました。同時に、「仙台初売り」の伝統を守れ、「地域経済を守り、商店街と大型店との共存共栄を求める市民の運動にこたえて、仙台市が果たしてきた役割は大きく評価、この流れを押し戻そうとする勢力に市政を任せられない、ここが焦点のひとつだと解明しました。
つづいて発言した、伊藤貞夫さんは、とりくみたい課題と方向を、わかりやすく示して参加者の共感を呼びました。推薦者の紹介の中で、伊藤さんのとりくんだ市民運動の数々についてのエピソードが語られましたが、「マンション建設に反対する住民運動で、市から建築確認もでてみんながあきらめかけたとき、建設会社と直接会って話して、その土地を買ってくれる人がいるなら断念する、という話を引き出し、実際買い手を見つけて来た」という話は、なるほどと思いました。住民の要求の実現のためには、柔軟な発想で道を切り開くという姿勢がよくわかる話だと思います。
午前中は、秋に行われる衆議院1区の補欠選挙で、国政をめざすことになった角野達也さんと地元の地域を回りました。会う人会う人から「TV見たよ、話題になってるよ」と声をかけられ、さっそくいろんな要望も聞くことができました。
「世の中はなかなか変わらない」とみんな思っているかもしれないけど、「変えられるんだ」とわかってもらえ、期待されるようにがんばろうと二人で話しながら知人を訪問しました。
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