”御譜代町”
”御譜代町(ごふだいまち)”って聞いたことありますか?
今日は、東西線沿線整備調査特別委員会で、(仮称)西公園駅周辺の住民のみなさんとの懇談がありました。仙台市青葉区の青葉通りの西端、青葉山・仙台城につづく大橋に下る手前に、大町交番があります。交番の向かい側に大きく「御譜代町」 と看板塔が立っています。東西線の計画では、ここに駅をつくる予定で、周辺の地域のみなさんの意見を聞こうという取り組みです。
私たちは、市民の意見が2分している状況のまま、東西線事業を「加速的推進」するのは問題だと考えていますが、沿線の住民の方に期待感があるのは当然だと思っています。
御譜代町とは、伊達政宗が仙台に城を構えるとき、それまでいた米沢の御用商人を連れてきて住まわせた町です。大変な老舗が戦後もつづいて仙台の経済を支えてきました。今、その地域性が失われていくのを、食い止め再建しようと努力がなされています。地下鉄の駅ができるのなら、そういうとりくみの力になるようにしてほしい、とさまざまな要望・提案を聞くことができました。駅名も「御譜代町」駅にしてほしい、西公園を多くの人が利用できるよう明るい公園にしてほしい、など。
東西線ができると、この地域を歩く人が増えるのか?
現在は、国際センターや博物館の利用者は、バスにのるか、歩いて駅方面に向かっています。天気さえよければ、一番町まで10分、そこから15分~20分で駅ですから、結構楽しく歩けるコースです。大町界隈は、そういったコースになっています。
地下鉄ができると、逆に地下鉄で仙台駅まで戻ってしまうのでは?だからこそ、老舗ごとに、仙台の歴史を感じ、実演販売でお土産も買えるようなまちづくりを急ぐことが必要な気がしました。
それぞれの地域ごとに、いろんな影響(いい面も悪い面も)が出てきます。議会の外に出て、地域の声を聞く、今年の調査特別委員会の取り組みは、大切だと思います。
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