無料ブログはココログ

« 今年のどんと祭は、雨模様 | トップページ | 懐かしい味四日市来来軒大トンテキ定 »

2006/01/19

子ども達の安全確保、学童保育でも発想の転換が必要か

 仙台市学童保育連絡協議会で、18日仙台市に対して緊急要望の申し入れを行ないました。(要望書の全文は「もっと読む」に)

 子ども達をめぐって、心配な事件が次々と起こっています。「放課後の安全」を求めて、いっそう学童保育の需要が高まると思います。新年早々、マスコミで取り上げられることも大変多くなりました。
 でも、学童保育に通っている子どもたちの安全確保には、特別の手立てが必要だと思います。これまで、学童保育は「子ども達が自分の足で行き、自宅にも自分で帰る」ものだとされてきました。しかし、帰宅時は今はもう真っ暗。例え明るくても、子ども達が被害に会う事件が増えています。学校からの下校時には、いっしょに下校する人数も多く、地域の協力も得やすいのですが、学童保育からの帰宅時にはそうは行きません。
 結局、当面は保護者が迎えに行くことが必要になっていると思われます。そのためには、大幅な時間延長が求められます。今回の要望は、ここが中心点でした。

 子ども家庭部長と子ども企画課長に対応してもらいましたが、部長も「指摘されているとおりで対応に苦慮している。要望を受け止めて検討したい」と話されていました。

 子どもに関わる部局を、「部から局に格上げする」と市長の公約でしたが、「子供未来局」として4月から編成替えされるようです。
 しかし、「こども」「子ども」をこの間使うようにしていたのに、市長の意見で「子供」にしたとの報道です。私は、「供」という表記に抵抗があり、一貫して「子ども」と使ってきました。市長はどんな「信念」からこういう措置を主張しているのか改めて議論する必要がありそうです。

                    2006年1月18日

仙台市長 梅原 克彦 様

             仙台市学童保育連絡協議会

                  代表 伊藤 美智子

                      高橋 京  

                      斎藤 拓生 

放課後児童健全育成事業 利用児童の

                    安全確保についての要望

 昼間保護者が家庭にいない子どもたちの、放課後の生活保障のためにご努力をいただいていることに感謝いたします。この間、学校や通学時に子どもが悲惨な被害に会う事件が続発しています。仙台市でも子どもたちの安全確保にとりくまれていることと思います。放課後の子ども達の安全という面から、学童保育に注目が集まりマスコミなどでも取り上げられるようになりました。しかし、私たち学童保育(放課後児童健全育成事業)に関わる者にとって、心配はさらに大きなものとなっています。保護者が帰宅する時間は、おおむね6時すぎから7時ころとなっており、学校の放課後、児童館児童クラブや留守家庭児童クラブで過ごした後に、一人で自宅にいる状況が広く存在しています。また、クラブから帰宅する際の安全をどう確保するのかは、一般児童の下校時の対策とは別に手を打たなければならない大きな課題となっています。

 厚生労働省から「放課後児童クラブの児童の来所・帰宅時における安全点検リスト」が通知されました。現状を把握するうえでは大切な取り組みです。点検結果をもとに、改善の手立てを指導し、必要な人の補充も行なっていただくことを期待しています。

 同時に、「安全確保の決定打」は未だない状況です。私たちは、子どもたちの安全確保のためには、保育所と同じように保護者が迎えに来ることを基本にせざるを得ないと感じています。多くの保護者は保育所時代には毎日迎えに行っており、保育所と同じ7時ないし7時15分まで開設時間が延長されれば迎えに行くことは十分可能です。

 子どもたちの安全確保に、保護者、指導員、行政が力を合わせる必要があります。ぜひ、仙台市として緊急な検討と対応を要望いたします。

            要望事項

○学校からクラブへの来所時について、学校から責任をもって引き継がれるように、学校とクラブの連携をとってください

○クラブでの事故やけが、地震など緊急時の対応について、保護者や学校も加わった検討とマニュアルを作ってください

○クラブから帰宅時、一人ひとりの子どもについて安全確保がなされているか点検してください。

○保護者が迎えに来るためにも、保育所を同程度の時間まで開設時間を延長してください。

○長期休み中の朝の開設時間も、安全確保のためにも9時では遅すぎます。少なくとも30分早めてください。

              以上、緊急に要望します。

|

« 今年のどんと祭は、雨模様 | トップページ | 懐かしい味四日市来来軒大トンテキ定 »

コメント

要望書の提出、本当にご苦労様でした。
私の子どもの通う学童でも、昨年の末より引き続き、子ども達の安全を優先させるために、お迎えが原則となっています。でも、18時にお迎えに行ける家庭はなかなかないのが現状です。実際には、18時30分とか場合によっては19時近くになっているのが実状です。学童側の指導員の先生は、世の中の現状も知っているし、私ども保護者の状況も理解しているので何も言いませんが、うちのクラブの安全は、指導員の先生たちの犠牲でもって、成り立っていると言えるかもしれません。要望書のように、仙台市の保護の下で、市内のクラブの子どもたちの安全が保障されることを心から願っています。
また、子供未来局が新設されるとの事ですが、今までと学童保育については何が変わるのか教えてください。宜しくお願いいたします。

投稿: 大きな木 | 2006/01/19 14:36

大きな木 さま

未来局でどうかわるか?

まだ、まったくわかりません。関係する職場や関係者の中では心配の声が聞こえます。
「保育課」もなくなるとか・・・。

わかってきたことがあれば、またUPします。

投稿: hanaki | 2006/01/19 17:21

はじめまして、NPO法人仙台インターネット推進研究会の北川と申します。学童を不審者から守るサイトを探していてこのサイトに来ました。
研究会では、2月10日に不審者から子どもを守るためのIT技術のセミナーを行ないます。学校単位での取り組みの事例紹介や携帯電話の活用方法など具体的にご紹介します。
ユーザー側から見たIT活用方法などの講座ですのでお勧めします。
詳しくはホームページをご覧ください。
ありがとうございました。

投稿: 北川@NPO法人仙台インターネット推進研究会 | 2006/02/01 10:10

お考えに賛成です。
共感しつつ読ませていただきました。

いま大阪では児童館が廃止になろうとしています。(ご多忙中恐れ入りますが、こちらのサイトならびにトラックバックの記事などにお目通しくださいませ)。
http://youraid.exblog.jp/

これも子供たちを無視した政策です。
「反対!」といっても市井の主婦のあがきには限界があります。どうか貴方様の幅広い人脈を活かして、大阪市へガツン!!!と指摘していただけませんでしょうか?ご多忙中恐れ入りますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

末筆ながら皆様方のご健康とご発展をお祈り申し上げます。

投稿: | 2006/02/13 12:18

議会活動本当にご苦労様です。
さて、今議会は来年度の予算を決める(?)大切な議会かと思いますが、児童クラブの時間延長の件は予算化されるのでしょうか?先日の連絡協議会が要望書を出した時に仙台市が前向きに検討すると発言した事で、保護者の間でも大きな期待が膨らんでいます。来年度には実現するかもと思っている保護者もいます。現在の児童クラブの子どもたちの安全は、指導員の頑張り中で成り立っています。でも、それにも限界があります。
ぜひ、仙台市の責任の上で、児童クラブの子どもたちの安全が確保できるようにご尽力下さい。どうぞ、よろしくお願いいたします。

投稿: 鹿野っ子 | 2006/02/21 11:10

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/47498/8230948

この記事へのトラックバック一覧です: 子ども達の安全確保、学童保育でも発想の転換が必要か:

« 今年のどんと祭は、雨模様 | トップページ | 懐かしい味四日市来来軒大トンテキ定 »