ゴミ問題、資源化センターを見学すべきです
ゴミ有料化問題で議論をするうえで、もう一度仙台市のゴミ行政の現場を見ておこうと、ふなやま議員と私、市議団の政策スタッフのすげの直子さん、高見のりこさんと見学に行きました。
午前中、私はいけなかったのですが、仙台港にあるプラ容器選別処理施設。午後は、松森清掃工場、松森の資源化センター、石積最終処分場を見ました。
特に資源化センターでは、いろいろと考えなければならない課題があると感じました。いわゆる資源ゴミ(ペットボトル、缶、ビンなど・・・黄色いカゴに入れるもの)を人手で分別する施設です。市内の約三分の一が松森のセンターに集まり、1日あたりカゴが1200個、30t余りを分別するそうです。
ペットボトルは、ラベルがついたままのものが多く、不純物の混入は20~30%とのこと。ビンは、色ごとに手でより分けられて2階から下に落とされています。ここでは、リターナブルびん(生きびん)をそのままリユースにまわせる分別方法がとられていました。
缶はスチールが磁石で選ばれて、アルミ缶と別々に圧縮されます。缶の中にタバコの吸殻など入っていると、不純物が取り除けません。
分別の意味が市民に分かるようなキャンペーンとともに、家庭から出す時に結局黄色いカゴに混ぜて入れ、運ぶやりかたを改めないと、分別が意識されないように思います。
石積の埋め立て場は、はじめて行きました。お隣の富谷町にある施設です。これまで、産業廃棄物の最終処分場を見ることが多かったので、いろんなものが埋め立てられるイメージを持っていたのですが、主に焼却工場の灰なのでずいぶんすっきりした処分場でした。
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