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2006/09/26

児童館の運営費を増やすべきだと質疑

 9/25(月)は、議会決算特別委員会で健康福祉費が審議されました。日本共産党からは、舩山議員、ふるくぼ議員、と私が質問に立ちました。
 介護保険、保育所整備、私は児童館の運営費についてです。
 私の質問(答弁は後でUPします)について、続きに載せておきます。
  質問の様子は仙台市議会のHP-中継録画のページから見ることができます。リアルプレイヤーとウィンドウズメディアプレイヤーと二つの形式のファイルとなっています。9/25の花木則彰のところをクリックしてください。

2005年度決算特別委 健康福祉費(児童館)質問
                               2006.9.25 花木

健康福祉費中 児童福祉施設費、児童館の運営管理について伺います。
 私は、2002年の予算審査で、児童館の運営費が削られて、子どもたちにがまんをしいている問題を取り上げて「大人が節約や効率化で経費節減するのならわかるが、子どもにがまんさせる節約はおかしい」と議論しました。それから、決算年度までに、児童館に指定管理者制度が導入され、新設の4館では公募で指定管理者が決まっています。
 子どもたちが自由に遊びに来て、のびのび過ごせる児童館に、また、学童保育の子どもたちが生き生きとした放課後を送れる児童館・児童クラブになったでしょうか。
 
①決算年度について、ひと・まち財団を指定管理者とする75の児童館、5つのマイスクール児童館、さらに公募で決めたNPOなどを指定管理者とする4つの児童館がありました。それぞれの運営管理にかかった費用は、1館あたり、いくらとなっていますか。

既存児童館   1753万
マイスクール児童館  1533万
新設館     1867万

②児童館にも、単独館、市民センター併設、コミセン併設など、いろいろ違いがあるのを押しなべての金額です。管理運営委託料の内訳をお示しください。

(別紙資料)

③地域の子育て支援の拠点として、さまざまな企画を行うための「講師謝礼など」の費用が2002年当時は年間39000円と貧弱でした。保育所など地域子育て支援センターでは講師謝礼などに年間10数万、市民センターでの企画費はもっとあるのと比べてなぜこんなに少ないのかと議論しましたが、現在は豊かになったといえますか。

既設館では低いまま抑えられていて、新設館では地域に根ざした児童館にするために多くかかっている現実が見えます。市は、この部分を応援すべきですね。子育て支援の地域での拠点としての、児童館の位置づけが低すぎる現われです。
④子どもたちが、お絵かきをしたり、折り紙をする、工作をするそういった材料は、児童館には十分用意されていますか。これらを含めた事務消耗品費は、2002年当時、年間24万円弱しかありませんでした。今は、もっと増やされていますか。

ここでも、既設館が貧弱なレベルのまま運営されています。新設館では膨らんでいます。
⑤今年3月の児童館児童クラブの説明会で、ある児童館では「子どもたちが使う、折り紙や色鉛筆、クレヨンなどに使えるお金は、一人1日当たりにするとたった4円から5円なのです。」と説明して、折り紙の好きなお子さんには折り紙を、お絵かきが好きなお子さんには筆記用具を用意させてください、とお願いがあったそうです。児童クラブは保護者にお願いすることもできるが、自由来館はそうは行きません。たくさん遊びに来てほしいと願う反面、来れば来るほど消耗品費はかかり、水光熱費もかかります。もっと余裕を持った予算配分が児童館には必要だと思いますが、いかがですか。せっかく整備費をかけて建てた児童館で、運営費は貧弱なのでは、胸を張れないと思いますが、いかがでしょう。
 
 
指定管理料の積算の際に見込まれた経費と比べると
図書費8万の見込みは、既設館の実情にも、新設館の実情にもあっていない15万は必要。
公募館では、修繕費がかからない分と、水光熱費の節約をした分を足しても、予算オーバーしてしまうので、結局、職員の人件費を低く抑える運営になっています。
⑥直営から、ひと・まち財団への委託、そして指定管理者へと変わる中で、児童館運営の内容や質について、市の対応は、ますます無責任になっている気がします。公募による指定管理者が、地域の子育て支援に熱心に取り組めるよう、市は必要なフォローをしてきたのでしょうか。また、子ども未来局になって、この面での前進はあるのかうかがいます。

ここ数年で、児童館・児童クラブに通う子どもたちも大変増えて、大規模化や、足きりが問題になっています。自由来館の子どもたちも増加しています。それなのに、1館あたりの予算は、増えないどころか目減りしています。
⑦児童館の中で、幼児クラブや、自由来館児の受け入れ、学童保育である児童クラブの運営もおこなっている、仙台と同じような、他の政令市の児童館とくらべてみますと、仙台市の児童館の指定管理費が低すぎるように感じています。札幌市や京都市、神戸市での1館あたりの指定管理料は、いくらくらいでしょうか。

札幌 2073万5000円、京都 2230万8000円、神戸

⑧一館あたり、200万から400万円も仙台市は低いですね。先ほどの積算根拠の薄さをみても、低い理由は、仙台市の側の不熱心さにあることは、明らかです。仙台市の公募の際の指定管理料の設定は、70館以上管理しているひと・まち財団での数値を基にしているのではありませんか。スケールメリットがない単館の受け持ちでは、なんともしがたい低さです。いかがでしょうか。

⑨こういったところで、経費が削られれば、子どもが我慢させられ、職員の給与が低い水準に落ち込んでしまいます。仙台の市民一人当たりの民生費(福祉予算)が8万数千円しかなく政令指定都市内でも最低ランクであることの原因のひとつがここにもあることを指摘せざるを得ません。あと福祉予算を400億円増やして、やっと他都市並みの福祉水準になります。子育て支援の分野、また、子どもたちの放課後の安全にかかわる分野として開設時間の延長など、思い切った予算増をしなければならない分野です。
 児童館児童クラブに専任指導員を配置できるくらいに、また、地域の子育て支援のセンターとしての機能を十分に発揮させるために、児童館の指定管理料を思い切ってふやすことを求めますが、子ども未来局長のご認識をうかがいます。

⑩市長は、先日、新年度予算の編成方針を示しました。これについての議論はこれからですが、市長、こんなに少ない児童館の予算をさらにきり縮めることは、まさかしないでしょうね。うかがいます。

(資料)

児童館の管理運営費

参考 放課後児童健全育成事業
留守家庭児童協議会委託料 106,397,998円 25学区
1箇所 425万6千円
指導員の人件費、施設借上げ補助、労働・施設賠償、傷害保険、緊急電話、備品購入、事務費など

既存児童館管理運営委託料 1,314698,877円 75館
1箇所 1753万円
人件費87%(1525万円)、賃金、消耗費、図書費、修繕費、光熱水費、各種委託料

新設児童館指定管理料   74,661,000円 4館
1箇所 1866万5250円

マイスクール児童館運営管理委託料 76,627,347円 5館
1箇所 1532万5469円
人件費、賃金、消耗品、各種委託料

児童館合計         1,465,987,224円
1箇所 1745万2229円

他都市(17年度決算)
札幌 2073万5000円   2,156,410,000 / 104
京都 2230万8000円   2,320,000,000 / 104
神戸 
広島  708万6000円    722,772,000 / 102 ※児童クラブのみの実施

    (18年度予算・学童保育調べ)
名古屋 児童クラブ予算のみ 346万6700円
神戸            378万4548円
北九州           250万円くらい

横浜  はまっこ     673万8000円
    放課後キッズ  2022万円
川崎  わくわく    2873万2208円

指定管理料の内訳(積算)

人件費 館長、常勤2、非常勤2=5人分 
法定福利費・福利厚生費
図書費    80,000円
電話代    80,000円
光熱水費   990,000円
修繕費    140,000円
負担金     22,000円

   

2002年予算審査時
単独館の運営費    2001予算     2002予算
講師謝礼等     40,500円      39,000円
大型遊具等     30,000円      30,000円
図書購入費     100,000円       80,000円
事務消耗品     266,000円      237,700円

1館あたりの経費

ひと・まち財団75館

公募4館のうち3(東四郎丸除く)

人件費・法定福利費

15236

13930

賃金

392

報償費

33

204

旅費

43

147

需用費

938

1841

図書費

130

154

修繕費

120

32

光熱水費

328

696

消耗品費

241

477

役務費

150

233

電話代

47

委託料

703

964

負担金

18

23

繰越金

1578

その他

14

291

公募には使用料含む

合計

17527

19211

積算の数字と比べると特に公募館についてみると
報償費は、地域に根付く活動を目指せば、相当かかった(20.4万円)
消耗品費も予定の倍近くかかっている
図書費は8万の見込みは、既設館の実情にもあっていない
公募館では、修繕費が浮いた分、水光熱費の節約をしても足らないので、人件費を抑える運営になっている

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コメント

記事を読ませていただきました。予算が厳しいという話は聞いていましたが、現状を知りたいへんひどいと思いました。父母会としては、児童館に相談するしかないのですが、その児童館の職員がたいへん苦労されておられる現状を目の当たりにしてしています。仙台市の姿勢を変えなければいけないと、つくづく思いました。

投稿: みちのく | 2006/09/27 18:05

みちのく さま

コメントありがとうございます。
鹿野児童館も含めた公募3館の平均値が、この一覧の決算額です。「学童保育の子どもたちのことをもっと考えてほしい」と言う事自体が、言いづらいほどの状況です。

仙台市学童保育連絡協議会では、希望するすべての子どもが学童保育に通えるよう求め、また時間延長など焦眉の課題に応えるよう求めた署名に取り組んでいます。ぜひ、お知り合いに、広めてください。

お問い合わせは、私まで
022-303-0031(TEL/FAX)
メールは上記まで

投稿: hanaki | 2006/09/27 23:27

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