いよいよです、今日吉成事務所開き
2月18日、事務所開きを行いました。朝から、吉成地域のみなさんで大掃除。表からも良く見えるように、ショウウィンドウをきれいにして・・・。
たくさんのみなさんに来ていただき、本当に感謝しています。事務所、台所、和室までぎっしり75人。
朝市保育園の安達園長からは、川前小の校地内を通る生活道路の付け替え工事がはじまったことを報告いただきました。
中山の佐藤さんから、障害者自立支援法での負担増をはねかえす運動での期待を語ってもらいました。
大竹の鈴木旗男さんからは、青葉区の市議・県議選挙のきびしさと、それに勝ち抜く構えについて、激励を受けました。
愛子の山口さんから、ゆがんだ世の中を正したい、いつもぎりぎりではダメとはっぱをかけられました。
みなさん、ありがとうございます。
党県書記長で県政をめざす遠藤いく子さん、参議院議員の紙とも子さんにつづいて、私も決意を述べました。
おあつまりいただきまして本当にありがとうございます。
激励のお話をいただき、今ががんばり時だと、身の引き締まる思いです。
2期8年、青野ときこ県会議員と2人3脚でとりくんできました。たとえば、北環状線の交通改善のために右折信号の設置を市議・県議の連携で実現することができました。バスを、北環状線沿いに走らせたり、みやぎ台、住吉台から泉中央までの路線を作らせるとりくみもしました。虹の杜団地開発に反対し里山の自然を守る運動などでは、市議・県議、そして国会議員団もが、住民の要求実現のために協力してがんばれる日本共産党の良さを実感してきました。
市民に一番身近な議員として、みなさんの声を市政に反映させること、困った時に気軽に相談でき頼りにされる議員となることをめざして来ました。青野さんが亡くなって、「私はまだまだだな」と反省しています。役割をしっかりと引き継げるよう、いっそうがんばります。
地域のみなさんの要望を実現する上で、議員としての建設的な提案をする力が求められていると思います。私たちは、この7年の間に24本の条例案を議員提案してきました。それ以外にも、単に反対ではなく、かならず理由とともに、「どうすればよいか」対案を示すよう努めてきました。これらの提案が実ったものがたくさんあります。
宮城県沖地震に備える大切な仕事として民間木造住宅の耐震改修工事費助成があります。2回の条例提案がみのり、2005年実現し、その後市は助成額を拡大しています。「私有財産への公金の支出はダメ」というブレーキを議会の論戦で突破したことが大切だったと思います。高齢者住宅への助成、リフォーム助成へ発展させ、市民に喜ばれ、地元建設業者の仕事拡大にもつなげて行きたいと思います。
除雪・融雪の問題では、それぞれの地域の実情に合わせて改善するよう提案してきました。合併して20年になりますが、こんなに広い市域に拡げておきながら、いまだに市中心部からしかものを見ない考え方です。マニュアル一辺倒から実情にあわせての要綱への変更、「生活のための除雪」を主張してきました。子どもたちの通学の安全のために歩道の除雪を実現させました。
乳幼児医療費助成でも前進をさせることができました。これまでに2回の条例改正案を提案してきましたが、入院に加えて通院でも小学校に上がる前まで対象年齢を拡大すること、所得制限を緩和し子どもたちの9割が対象となるなど、提案の内容が実現しました。
もともと子どもと関わる活動は大好きですが、この間小学校と中学校でPTAの仕事をさせていただきました。町内会をはじめ、広範な地域の方々の協力をいただいて子どもたちを守り育てる活動を進めることができました。学校の森、中学校の文化祭・竹風祭を復活させる生徒自身のとりくみを応援してきました。議員活動では、小学校のオープン教室のフェルトカーペットが10年も交換されず、給食の食べこぼしなどで夏場大変におう問題などを取り上げてきました。やっと、木製のタイルに変わって喜んでいます。
私の市議会最初の質問は、保育所の民営化と、学童保育の問題でした。市立保育所の建て替え時に民営化するという方針を、待機児童解消へのとりくみを迫って事実上ストップさせてきました。今度、梅原市長は、築30年以上は廃止の方針=すべての市立保育所の廃止の方針を打ち出そうとしています。絶対に許すことはできません。
学童保育に通う子どもたちはこの8年間で倍になりました。たくさんの学童保育を開設させ前進をかちとってきました。希望者がまだ入りきれず足きり問題、クラブの大規模化、そして働く親が迎えにいける時間までの時間延長など、切実な要求と改善策を提案し続けてきました。さらにがんばります。
私は、昨年、仙台市が定時制高校の給食費補助削減しようとすることにストップをかけることが出来ました。格差の広がりと、いじめ、不登校など新しい困難のなかで、定時制高校は大切な役割を果たしています。ところが今度は、教科書代への助成も改悪しようとしています。市の予算からみればほんのわずかの、こうした援助をどうして後退させるのでしょうか。
昨日来、新聞などで公になった、菅原学園の保育科で卒業生全員が保育士の資格が取れない問題では、昨年末から学生さんたちの相談に乗ってきました。自分たちに起きている事態に、あきらめかけていたところから、みんなで思いを確かめ合い、親にも伝える努力を行い、学園側ときちんと向き合うところまで、学生さんたちの成長する姿に、私も元気付けられています。若い人たちの、やる気や夢が、儲けのための食い物にされている状況が広がっているのではないでしょうか。
昨年の市民税・県民税の増税は大変でした。特にお年寄りは、住民税が5倍になった10倍になった、さらに介護保険料、国保料も連動してあがります。この負担増は、今年も来年も続きます。こんなひどいことを、自民党・公明党の政府は決めました。一方で空前のもうけをあげている大企業には、減税を続けています。
日本共産党は、国に高齢者負担増をやめるよう強く求めると共に、身近な政治である仙台市が、市民のくらしを守るための努力を行うよう、低所得者に市民税を免除する条例改正を提案するなど具体策も示して取り組んできました。その中で、敬老パスの負担金があがらないようにさせることができました。障害者のみなさんとごいっしょにがんばって、仙台市独自の負担軽減策をとらせることができました。
市長になった梅原さんは、市民の声や暮らしに、ほとんど関心を寄せない人のようです。海外出張ざんまいでは市民からの批判をあびました。ゴミの有料化や、市立保育所の廃止など梅原市長の進める「行財政改革」は市民の願いと逆方向です。
市民の声にこたえ暮らしをまもる市政に変えることは、やる気になればできることです。仙台市は一人当たりの福祉予算が、政令市の中で最低レベルです。あと400億円福祉予算を増やして、やっと他の都市並みです。思い切って、福祉や教育の分野にお金を回させる必要があります。
今年度の予算で、長町副都心計画に94億、地下鉄東西線に145億円もの支出です。ケヤキ移植の費用が高すぎるとの市民の批判は、当然です。そもそも、地下鉄東西線にかけるお金を見直すべきです。いらない事業や、急ぐ必要のない事業の予算は減らして、市民の暮らしを守る仕事に使うようにさせましょう。
日本共産党以外の政党は、市長の提案する予算や条例になんでも賛成し支えています。それどころか、自分たちの使った税金である「政務調査費」、これを何につかったのか市民に明らかにすることさえしていません。これでは、市民の立場で税金の使い道のチェックや提案はできません。日本共産党市議団は、領収書の自主公開をつづけ、昨年6月につづき、現在の議会にも領収書添付を義務付ける条例改正案を提案しています。政治とお金をめぐって、市民のみなさんの関心や怒りが強まっているいまだからこそ、お金に清潔な、日本共産党を国政でも地方政治でも伸ばしていただきたいと思います。
今日は、お集まりいただき、本当にありがとうございました。
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コメント
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いよいよ統一地方選挙ですね.史上最悪の内閣を容認してしまった現在,民の代弁者たる政党は,最早日本共産党以外にありません.遠方から当選の吉報を心待ちにしています.
身体を大切に.
山田哲也
投稿: JS1BVK/3 山田哲也 | 2007/03/08 15:58