Mo~uたまらん!!
原油の値上がりもひどいけど、
わたしのエサ代も高くなって、
も~う大変なんとかしてよ
16日の土曜日、福島議員と一緒に、青葉区の十里平にある酪農家を訪ねました。
福島さんが食の安全、農業問題で質問する準備で、直接農家のお話を聞きに伺っています。
酪農家は、農業を続ける上で設備投資が大きな割合で必要なうえ、乳価は低く抑えられ借金に耐えられず辞めざるを得ない人が増えているといいます。
最近の飼料代の高騰は、大変大きな打撃になっているといいます。
「酪農家が生産意欲を急速に失っている表れがある」と教えてくれました。前日の夕方に、自分で取り上げたという子牛(オス)が牛舎の真ん中でわらにくるまれて寝ていました。「この子はオスなので乳牛農家のうちでは育てられない。肥育農家に売ることになるが、1年ほど前まで五万円で売れたが、今は5000円にしかならない。えさ代の高騰で育てるのにお金がかかりすぎて、肥育農家の生産意欲が落ちているからだ」
お話をしてくれた方は、まだ30代若手の担い手として、期待もされ頑張っています。果物のジュースの搾りかすや、地元の豆腐屋さんのおからなどを引き取って餌を工夫しています。でも、そのために、大きなトラックを買い、山形県まで自分で運転して引き取りに行きます。若くてフットワークのいい彼だからこそできることかもしれません。
「もっと行政にも、工夫や努力をしてほしい。このままでは、酪農家はなくなってしまう」
私たちも、本当にそう思います。
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コメント
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最初の写真にハッとしました。左下に写っているのは、生まれたばかりの子牛、その右は母親でしょうか。
あれは、何年前だったか。青野木の小林牧場を訪ねたときです。ちょうど牛のお産がはじまっていました。
小林さんご夫婦が、産まれたばかりの子牛をブルーシートにのせ母の顔に近づけました。母は子を、おもむろにペロペロなめました。いつまでも、なめつづけました。
その光景に、釘付けになってしまった。シャッターを一枚きったきり。そっと離れました。
いつだったか、十里平の若者が話してくれました。新しい命の誕生。その喜びは、経済事情を超えたところにある。
この冬も、十里平は負けていないんですね。ブログをみて、心が前向きになりました。
投稿: ナンガ・パルバット | 2008/02/19 23:06