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2008/03/02

偽装請負はこんなところでも

 仙台市議会予算特別委員会で、学校給食センターの民間委託やPFI事業化が、「偽装請負」にあたるのではないかとの共産党市議団の指摘が話題となっています。

 4月から、新しく稼動する、新野村学校給食センターがPFI方式で準備されてきました。PFI方式はこのブログでも、スポパーク松森や天文台、文化センター整備などで大きな問題があると繰り返し指摘してきました。本来、直営で行わなければならない仕事を、「経費節減になるから」と民間に長期にわたってまかせるという点で、公的責任の放棄につながる問題が、根本にあります。

 今回は、働き方の問題。仙台市は、特別に作られたPFI会社に、建物の建設と2023年までの15年間の運営を任せる契約を結んでいます。このPFI会社は、調理業務を人材派遣会社である株式会社大新東ヒューマンサービスに請負に出しています。
 一方で、子どもたちの食の安全のために、民間丸投げは許されないので、献立をつくること、食材の発注、受け入れの点検などは、市職員である栄養士が当たることになります。実態としては、いっしょに調理場に入って、請負会社の労働者と調理業務にあたることになります。

 これが、「多重型の偽装請負に当たる」と私たちの問い合わせに対して労働局は答えています。発注者である市の職員が、直接指示命令をあたえるのは、「請負」にあたらず、「派遣」にあたるというものです。(代表例 図解「08P0310.jpg」をダウンロード

 市当局は「直接の指示命令はしない」と強弁していますが、契約上の形ではなく、実態が問われる労働法制では、その主張は通らないと思われます。相当動揺しているようです。

 法令違反さえ起こしてしまう、民間委託はきっぱりとやめて、直営で運営すべきと主張しています。

 この問題は、実は、PFI以前の、給食センターの調理業務請負委託でも同様です。他のPFI施設においても疑わしい状態が考えられます。働いている人たちの権利が、きちんと守られなければなりません。「派遣」状態とすれば、3年すると、発注元(この場合は仙台市)が直接雇用するという選択を示さなければなりません。

 引き続き、がんばります。

 明日は、児童館・学童保育問題で私も質問します。(4時過ぎ、市議会HPからインターネット中継あり http://www.sendai-city.stream.jfit.co.jp/)また、報告します。

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