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2008/06/20

6.14岩手宮城内陸地震 県北部被害深刻

 6/14に起きたマグニチュード7.2の岩手宮城内陸地震では、多くのみなさんから「大丈夫?」とのご心配をいただきました。ありがとうございます。

 幸い、仙台市内では地震の大きさ、震度5強という揺れの強さの割には、被害は大きくなくてすみました。しかし、テレビ報道されているように、県の北部での被害は深刻です。きょう夕方から降りだした雨によって、さらなる被害が出る恐れもあり、予断をゆるしません。

08p1121  仙台では、宮城県沖地震から30年目にあたる6/12に、総合防災訓練を行ったばかりでした。それでも、もし、仙台の直下で今回のような地震が起こったら、想像を絶する被害になっただろうと思います。交通が断絶する地域が、市内にもたくさん出来るとき、どうやって住民の被害の状況を把握し、救助・救援するのか、課題はたくさん残されています。
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 今年の防災訓練では、防災行政無線、消防無線の中継塔が壊れたりした場合に備え、また、無線の不感地域をなくすために、無線中継のための車・人の配置を行うことも取り入れられました。私も、アマチュア無線でのボランティアのブースを回って、懇談をしてきました。
 ハイテクもいいですが、災害時に強いローテクで最低限の通信を確保することが現実的には備えになります。そのためには、普段から、その通信手段を使っていて慣れていることが大切です。
 私も、車に無線機をまた積もうかと思います。

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 25日に娘の通う小学校で、災害時に子どもを保護者に直接引き渡す訓練が予定されています。我が家のように、親は二人とも働きに出ていて、日中は家にだれもいない家庭では、災害時も今回のような訓練のときも、すぐには学校に迎えに行けません。そういう場合の対応を訓練するのかといえば、そうではないようです。

 2004年に仙台市学童保育連絡協議会では、学童保育、児童館児童クラブに通う子どもたちと親にとって、災害時の対応はどうすればいいのか、アンケート調査と、神戸の震災を経験した学童保育指導員を招いてのシンポジウムを開き検討しました。
 学校・地域と職場が離れている場合、親は交通機関が途絶して徒歩で地域に戻らなければなりません。また、公的な職場や、病院など災害時に職場を離れられなくなる親も少なくありません。通信手段が使えなくなる中で、子どもの状況をつかみ、親の状況を伝える、双方向の連絡手段が必要です。実際には、小学校低学年の子どもの場合、学校の先生や、学童保育の指導員が子どもと親の間に入ってもらえなければ、安心は得られません。

 地震などの発生時間によって、学校にいるのか、学童保育にいるのか場合分けをあらかじめ決めておくこと。どちらの場合でも171伝言ダイアルを、学童保育の電話番号で直ちにセットし、子どもたちの状況を親がつかめるようにしておく。親は、その番号に、自分の状況を録音し、学童保育指導員が子どもや学校に伝える。学校でも学童でも、長時間の待機になることを想定して、部屋や毛布、食事など必要な備品を準備するなどの具体的な手だてがぜひ必要だと思います。

 これまで、何回かの引き渡し訓練をされてきたようですが、働いている親も「うちの子だけ学校で待たされるのはかわいそうだから」と仕事をあらかじめ休むため、あっという間に、引き取り訓練は終わる。児童館児童クラブには、その日は誰も行かない。ので、学校と児童館との、連携について相談もされていなかったようです。早急になんとかしなければ・・・。

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2008/06/12

宮城県沖地震から30年です

今日は、78年に起きた宮城県沖地震からちょうど30年です。

私は、その次の年に仙台に来たので直接は当時の状況を知りません。
でも、6/12が私の誕生日。毎年複雑な気持でこの日を迎えます。

昨日開会になった、仙台市議会2008年第二回定例会。
ガス民営化問題や市の財政問題で福島市儀団長、介護保険制度の改善についてふなやま市議、養護学校(特別支援学校)・中高一貫教育学校についてすげの議員が質問します。

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2008/06/11

虹の杜団地計画(勤住協) 破綻の後始末をしっかりと

 もう10年になるでしょうか。「豊かな自然環境を壊すだけで途中破綻が明らかだ」と反対し続けてきた「虹の杜団地開発計画」(日本勤労者住宅協会)が、完全破綻を迎えました。

 工事を請け負っていた大日本土木が民事再生申請を行い
                              2002.7
 勤住協の現地出先となっていた宮城住宅生協が経営破たん
                              2004.5
 事業休止届(2年間)が出されたのが       2004.9
 大元の日本勤労者住宅協会が経営破たんし
           民事再生手続きに入ったのが 2006.2
 それでも「再生計画」に虹の杜は事業継続すると
           盛り込まれていました      2006.7

 今年2月に再生手続きが行き詰って廃止申請が出され
 そして、東京地裁は日本勤労者住宅協会に対する
          破産手続きを開始しました 2008.4.15 

 仙台市に対して、勤労者住宅協会からは
             開発行為の廃止届が出され
 共同事業者である「いずみ産業」は事業継続を希望していますが、
 市は開発許可取り消しの方針を決めました

無茶な計画で、大事な自然を壊してしまったことに、勤住協はもちろん、開発計画を許可した仙台市や、国有林を売りつけた農林水産省も大いに反省すべきです。

 当面は、土砂流出など災害防止工事と、植生回復工事を、預託されていた1億5千万円で大日本土木が行うことになります。

 6月7日に「仙台周辺の里山を考える会」の方々と、県議団、市議団からは嵯峨議員と私が参加して、現地調査を行いました。

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 168ヘクタール(うち114ヘクタールが元国有林)の計画地のうち、伐採などが行われたのは36ヘクタールほどでした。環境影響評価の調査で明らかになった豊かな自然と動植物の多くはまだ無事でいるようです。幸い、抜根まで行う前に工事がストップしたために、植生の自然回復に役立っているようです。植生回復工事は、まだ一部で秋口にさらに進めると工事担当者は話していましたが、申し訳程度の小さな苗を差してあるだけでどのくらい根付くのかあまり期待できません。

08p1058  土砂流出の心配は、おもに工事中の防災のために設けられた沈砂池が、これから長年の期間にどうなっていくのかです。ひとつづつ、実際に現場に足を運んで、現状とこれからの防災工事の内容を確認しました。専門家のご意見もお聞きしながら、必要な工事が実施されるよう監視を強めなくてはなりません。

08p1056  破産手続きの中で、よくないところに土地が渡ることのないようにすることも大切です。
 仙台市は開発許可の取り消しとともに、市街化区域から市街化調整区域にもどす「逆線引き」を県と相談しながら行う方向です。そうなれば、大規模な開発行為は防げますが、産廃処分場に使われたりという危険はなお残ります。
 もともと国有林として国民の財産だったものを、責任放棄した国に買い戻させて、きちんと管理させるのが一番の筋です。そうでなければ、市民のため、自然のためにこの地域を保全していく取り組みを考えなければなりません。

 最後まで粘り強く、自然環境を守る取り組みを続けたいと思います。

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2008/06/10

女川でプルサーマル問題の学習会

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6月7日夜に女川で開かれた「プルサーマル問題学習会」に参加してきました。日本共産党の元福島県議で原発問題住民運動全国連絡センター代表をつとめる伊東達也さんを講師に招いて開かれたものです。

08p1078  主催者である「原発の危険から住民の生命と財産を守る会」の高野博さん(共産党女川町議)は、「今回の学習会は、原発に賛成の人も反対の人もいっしょにプルサーマル問題について勉強し考えるものにしたい」と話していました。

 講師の伊東さんのお話は、大変わかりやすく、会場いっぱいに60名以上集まった地域の皆さんにも好評でした。

 東北電力はHPで、女川原発でのプルサーマルを「2010年度からやります」と書いています。宮城県知事は、東北電力から打診があった時のために、検討を指示したと報じられました。プルサーマルとは、使用済みウラン燃料の再処理で取り出されたプルトニウムを、ウランと混ぜて燃料棒を作り、ウラン燃料用の原子炉で使おうとするものです。特性のまったく違う物質をまぜて使うことも、ウラン専用に設計された原子炉でそれを使うことも、安全性が増すことはなく、危険が高まることは明らかです。
 さまざまな問題点と、なぜそんなことが強行されようとしているのか、伊東さんのお話でよくわかりました。(詳しくは「続きを読む」で)また、地震と原発の安全性についても、最近の研究の進展を説明してもらいました。

 仙台市は、女川原発から直線で50kmほど。もし苛酷事故が起こったら・・・100万人の市民の安全にとって重要な問題だと思います。仙台市民の立場からも、しっかりコメントしていかなければと思います。

 その日、女川の高野さんのお宅に泊めていただきました。翌日、帰りながら、サンファン・バウティスタ号と、石巻漫画館に立ち寄ってきました。

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