仙台市長タクシー券問題で、100条委員会設置の再度の申し入れ
昨日(5/19)、日本共産党仙台市議団は、社民党市議団とともに、議長に対して100条委員会設置の申し入れを行ないました。
昨年末の総務財政委員会以来、4月の議員協議会、総務財政委員会と梅原市長に直接質疑を行い、タクシー券などの使用の実態を市民に明らかにするよう努力してきました。しかし、市長は、前言の矛盾を突かれるたびに、「記憶にない」答弁に後退したまま事実を認めようとしないという、不誠実極まりない態度に終始しています。
議会には、地方自治法100条に基づく委員会を設置して、法的権限をもって調査する能力が与えられています。市民から、市長をはじめ行政のチェックを付託されている議会として、やれることはしっかりとやりきることが求められています。
5月28-29日には、職員給与の引き下げの議案で臨時議会も開かれます。この機会に、議会として100条委員会の設置を決めるよう、議長や各会派に申し入れを行ないました。議長からは、5/21の各派代表者会議で話し合うという答えがありました。
従来の日程では、7月に市長選挙が行なわれます。しかし、それまで、市民や議会に虚偽答弁をした疑いのある市長をそのまま議会が放置してよいのか・・・が、今度は議会・議員に問われていると思います。
市民や議会の言うことを聞く耳持たない梅原市長の元で、仙台市政がゆがめられて来たことは明らかです。保育所の待機児童が全国一多い仙台市で、どうして公立保育所を廃止する方針が強行されるのか、地域の宝として育ててきた小中学校を統廃合する計画がすすめられるのか、市民の意見が二分している地下鉄東西線建設に計画よりも大幅な前倒しで巨額の税金をつぎ込もうとしているのか・・・。市長選挙で市民が望む市政に転換するためにも、市長に対する議会の態度が問われているのではないでしょうか。
5月23日午後2時から、五橋にある仙台福祉プラザで「かえよう仙台!市民が願う市政とは? 市政検証シンポ」が開かれます。幅広い市民団体の主催で、市政の中身をどうかえるのかを意見交換しあう企画です。私も参加しようと思っています。
仙台も夏のような暑さになっています。5/19角野たつやさん(宮城1区県民運動委員長)と吉成の地域で街頭宣伝をしました。今年は、総選挙、市長選挙、県知事選挙があります。話したいことは盛りだくさんで、ついつい話が長くなってしまいます ヾ(_ _*)ハンセイ・・・。
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