原発は廃炉を前提に当面の安全策をとるべきです
今朝の河北新報の社説は「浜岡原発/廃炉を見据えて対策進めよ」の見出しで、浜岡原発の特別の危険性を上げながらも、「再稼働のための安全対策」ではなく「廃炉を前提に停止状態での安全対策」が必要だと明快に主張しています。http://www.kahoku.co.jp/shasetsu/2012/05/20120504s01.htm
これは、その通りで、政府の進める「再稼働ありき」の「安全対策」の問題点の指摘です。
では、女川原発はどうか・・・どの原発でも、同様の結論が導き出されるはずです。
3/20に女川原発ストップ集会の企画に参加した団体のひとつが、明日5/5のお昼頃、錦町公園で「祝 原発ゼロ」のティーパーティーを開くと聞きました。お天気がよく、都合がつけば参加したいですね。
5月1日に、仙台市の給食センターに配備される簡易測定器と放射性物質検査の手順について教育局の説明を聞いてきました。実際に検査するのは、給食センターの事務室職員か、センター所長になりそうです。
毎日バックグラウンドを60分測定、標準試料でキャリブレーションをとってから食材の測定に入る。フードプロセッサーで細かくし、ビニール袋に入れて、測定容器にセット、重量を測って、20分測定。測定限界は10㏃程度となります。
試しに50㏃程度の玄米、初めて測るなめこ、を測定しみました。上のデータは玄米、セシウム137が29.79㏃、セシウム134が19.61㏃、合計で49.4㏃となっています。
主な食材は前日に納入され、主に午後4時までに測定を行ない、次の日にHPに掲載するとしています。
各センター1台では、数品目に限られます。その選択は、健康教育課が行うとしています。もっと台数を増やし、測定のための人も配置して、当日納入された食材も含めて、給食を食べる前に測定結果が出せるようめざすべきです。
新年度で、各学校のPTA、学年委員会の企画で、給食を食べながら給食について学ぶことがあるかと思います。センター給食の学校では、放射線測定の見学なども企画してはどうでしょうか。
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