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2012/06/25

仙台西市民センター(青葉区熊ヶ根)落成式~台風4号被害の調査

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 昨日は、午前中に新しく建て替えとなった仙台西市民センターの落成式に参加をしました。文化活動をはじめ熱心な取り組みが行われてきた地域ですが、市民センターは旧宮城町のころのままで手狭になり老朽化も進んでいました。念願の新しい施設です。
 広くなったホールをはじめ、会議室や、和室など、私も地域のつどいや学習会に利用させていただきたいと思います。

 娯楽室の図書コーナーに、「宮城町史」とともに、「宮城町例規集」が置かれていました。当時公民館に配備されていたものが引き継がれていたようです。総合支所や市役所でもお目にかかったことの無い「例規集」。合併当時の宮城町のようすを改めて勉強してみようと思っています。

 お昼を赤旗を読んでいただいているお蕎麦屋さんで食べながら生活相談にのり、そのあとは復興センターの企画に向かいながら、大沢の台風4号被害を調査しました。
 今回、床上浸水に遭ったお宅は、裏の山からの水に加え、みやぎ台から下りてくる県道を大量の水が流れてきてあっという間に浸水したとのことでした。市総合支所の道路課とは、道路から低くなっているこの地区の水を道路反対側に流す水路のふたをコンクリート製から鉄製の網に代えること、みやぎ台からの道路の排水をもっと手前でできるよう検討することなどを話しています。

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 もう一か所は、昨年の台風時からもう何度も被害に遭っている地域です。山の斜面の団地なのですが、普段はちょろちょろとしか流れていない沢が、大雨になると水量が急激に増え、団地を襲います。水路は、土砂で埋まり、水があふれ出し、団地の中を川のように流れおちていきます。一部の、道路は水で大きくえぐられ、道路は土砂だらけ・・・。

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 ここでは、土砂に交じって、クレー射撃の薬きょうがたくさん落ちていました。山の中腹にある射撃場の水の処理がどうなっているのか調査しなくてはと思います。役所の担当は、道路、河川、水道局など、さまざまに分かれているので、難航しそうな課題です。

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復興県民センター1周年 粘り強くがんばろう

昨年5/29に結成された「東日本大震災復旧・復興支援みやぎ県民センター」(http://blog.canpan.info/miyagikenmin/)が1周年を記念してシンポジウムを昨日(6/24)開きました。

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 代表の 綱島不二雄さんの報告でも、また各分野からの発言を聞いても、震災復旧・復興が抱える課題は大変多く、それだけにこれまでバラバラだった各分野の人たちが力を合わせられる可能性を持っていると感じました。

 報告・発言のタイトルだけ並べてみます。
1、大震災から500日、あらためて県民センターの歩みとこれからの課題を考える
2、原発事故賠償請求
3、宮城県内の福島第一原発事故による放射能汚染状況
4、放射能除染に対する取り組みと汚染状況重点調査地域における除染計画について
5、放射能から子どもや妊婦の健康を守るために
6、TPP阻止のたたかい
7、震災から465日、歴史的成果を積み上げ前進
8、被災地宮城野働く人々の権利と雇用確保のたたかい
9、宅地被害への公的支援を求める運動の成果と到達点
10、避難所、仮設住宅・民間借り上げ住宅問題のこの一年とこれからの取り組み
11、東北メディカル・メガバンク構想のその後と課題
12、義務教育 子どもと教育の課題、当面の要求
13、医療・介護・福祉・社会保障分野の取り組み

 これらの課題に、国、県、市や町が、互いに責任逃れすることなく向き合い解決のために取り組むよう議会と市民の運動をむすんでいかなければなりません。粘りが必要です。

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2012/06/23

仙台市議会 6月議会が終わりました(討論をUPしておきます)

 昨日(6/22)、第2回定例会(6月議会)が終わりました。震災後、1年が過ぎ、被災者の生活再建へさらに必要な手立ては何かを積極的に提案してがんばりました。報告しなければならないことはたくさんありますが、とりあえず、私が昨日行った討論をUPしておきます。

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2012/06/07

復興に名を借りた大企業奉仕か?仙台・エコモデルタウン

 仙台市は、復興公営住宅176世帯と組合施工区画整理事業で分譲予定の戸建て住宅16戸にスマートグリッドを導入する事業を申請し採択された。総務省の補助事業「被災地域情報化推進事業」のスマートグリッド通信インターフェイス構築事業で事業費は24.2億円、1/3の約8億円が総務省の補助金、残り約16億円が震災復興特別交付税で充当されるといいます。(下の図のPDFファイル「smrtg.pdf」をダウンロード

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 実施する事業としては、
・復興住宅と一般戸建住宅に、系統電力、都市ガス、再生可能エネルギーによる供給ベストミックスを試行。
・復興住宅内で、建物間(4棟)の電力融通。
・電力需給状況の可視化システムと、需給調整にポイント付与などシステム化。
・災害発生時のエネルギー供給可能な仕組み整備。

 事業費の大枠をみると
・設備費    7.2億円
・付帯工事費 1.9億円
・諸経費    3.7億円に対して

・プログラム開発経費が 11.3億円と突出しています。
このプラグラム開発費の内訳資料を求めると

復興公営住宅(176世帯)用プログラムで約 3億円
① エネルギーの使用状況が見えるように サーバープログラム開発
② 端末(タブレット)
③ 料金徴収用プログラム
④ エネルギーマネジメントプログラム開発

戸建て住宅(16戸)用プログラムに 約 7億5千万円
① 端末(スマートフォン)用プログラム開発
② サーバープログラム開発
③ 家庭用 直・交双方向コンバータープログラム(変換効率アップ)
④ スマートメーターのプログラム開発
⑤ 燃料電池用通信機能プログラム開発

そのほか、顧客データを格納するデータベース開発に約 2千万円としています。

復興住宅に住む被災者の電気代が安くなるのか?というと「高くならないように、普通の電気代程度となるようにする」
戸建て住宅の方に集団移転するのか?というと、「こちらは一般の住宅で移転対象地域にもなっていない」
どこが、「復興事業」なのかよくわからない。

10億円以上も開発費をかけて出来上がったプログラムは、誰が所有するのか?開発に手を挙げた企業で別会社を作り、そこが所有するとしています。

結局、復興に名を借りて、国がNTTなどに「開発費」を税金で出してやる事業にしか思えません。

「今後、実施主体を募集・選定し、民間主導で事業を推進する」
地元の事業者も、被災者もそっちのけの「復興事業」が次々出てきそうです。

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2012/06/03

「女性ネットみやぎ」(子どもたちを放射能汚染から守り 原発から自然エネルギーへの転換をめざす女性ネットワークみやぎ)が結成総会

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昨日は「女性ネットみやぎ」(子どもたちを放射能汚染から守り 原発から自然エネルギーへの転換をめざす女性ネットワークみやぎ)が結成総会。

会場いっぱい、立ち見をする人、会場に入れずロビーで音声を聞く人もでる盛会でした。「子どもたちを守りたい」この強い思いで集まった女性のパワーに圧倒されました。

この問題は、子ども達(将来の子ども達も含めて)を守りたいということが最優先で、どちらが安上がりだとか、効率的だというのは二の次だということです。いかに、財界や政府がコントロールしようとしても、マスコミが言わなくても、女性のこの思いを揺るがすことはできません。

記念講演をした長谷川公一さんは、「住むか住まないか、食べるか食べないか・・・放射能の危険から自らを守るための、各自の判断は分かれる・・・分かれるからこそ分断や対立が持ち込まれやすい」と話していました。その通りです。正確な情報と、リスクマネージメントの考え方をそれぞれが身につけて、自ら判断することが必要です。

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放射性物質で汚染された震災がれきの焼却・・・現状は?

 仙台市のごみ焼却施設(震災廃棄物仮焼却施設を含む)では、どのような放射線の管理が行われているのか。市のHPでデータが公表されています。4月分の測定データ(PDF「4img514171405.pdf」をダウンロード)。

行っているのは、4つの測定

 ①灰積み出し場と敷地境界での空間放射線量
 ②灰の放射性物質濃度:焼却灰(主灰)、集じん灰(飛灰)、またはその混合灰
 ③排ガス中の放射性物質濃度
 ④放流水の放射性物質濃度

①は市内のほかの地域と変わりのない値になっています。②はそれなりの高い値、③④は未検出です。周辺に放射性物質が広がっているデータではありません。②も環境省の言う8000㏃の2割弱で管理型処分場に埋めるので「問題ない」というのが市の見解です。

バグフィルターでの放射性セシウムの捕捉率は

 しかし、心配している市民や、がれき受け入れを巡って問題になっている「バグフィルターでほぼ100%の吸着ができるのか?」という疑問に答えられるデータになっているのか考えてみたい。

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 ③の排ガス中の放射性物質濃度の測定では、検出限界1.56~2.3㏃/㎥で不検出となっている。しかし、排ガスを直接検出器に入れて測定できるわけではない。環境省の「放射能濃度等測定方法ガイドライン(2011.12)」「gaid1.pdf」をダウンロードに沿って測定されているとすると、検出器(ゲルマニウム半導体検出器)に入れるのは、排ガスを通したろ紙とドレン部の水である。

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 果たして検出限界2㏃というのは、元の排ガス中の濃度に換算されているのか、それとも単純に試料として入れられているろ紙・水の濃度なのか。調べてみなければならない。
 どのくらいの排ガスを通したかは、15L/分以下×240分で合計が3000L程度としている。1000Lで1㎥なので、試料にはその3倍分の放射性セシウムが含まれていることになる。排ガス中の濃度が2㏃/㎥だとすると、6㏃。試料の容積は水約2Lとろ紙も約2Lなので、水1㎏(1L)当たりの濃度は1.5㏃を検出できればよいことになる。きちんと、どれだけの排気ガスを通したのかデータがあるのだろうか。

 ③で測ったのは、バグフィルターを通った後の排気中の濃度。ごみを燃やしたガスに、外から空気を入れればいれるほど、濃度は薄くなる。大事なのは、外に出ていく放射性物質の総量だ。濃度×排ガス総量が必要なのに、排ガス総量なんてデータはないのだろう。

 バグフィルターでの補足率もこれだけでは出せない。本来の意味からすると
  集じん灰に含まれる放射性物質の量   ×100%         
がれきの放射性物質量-焼却灰の放射性物質の量

いずれにせよ、がれきも、灰も、放射性物質の濃度にばらつきがあるため、正確に出すのは困難だ・・・「バグフィルターで99.9%除去できる」した環境省の根拠は何なのか?私も、ほとんど補足できるとは考えるが、仙台市の実際のデータで出せればよいと思ったのだが無理そうだ。

焼却灰・集じん灰の処理方法に不安

 もう一点の問題は、燃やしたがれきの重量の約半分が「焼却灰」として残り埋め立てに回される、また「集じん灰」は特に放射性物質の濃度が高くなるが、その処理方法が適切なのかどうかという問題。
 がれきの中に薄く分散していた放射性セシウムを、せっかく焼却・集じんで集めたのに、きちんと管理しなければまた広がってしまう。環境省は「8000㏃/㎏未満は、管理型最終処分場に埋め立てていい」としか言っていない。本当に濃度だけで切り分ければよいのか?

 がれきは焼却しても約半分は焼却灰として炉の中に残る。濃度は低くても総量は多い。集じん灰は、仙台でも1800㏃/㎏を超えたデータもある。泥に吸着したセシウムは、水に溶けださないが、灰になっている放射性セシウムは塩化セシウムになっているといわれる。この形では、水が来ればすぐ溶け出してしまう。管理型最終処分場の排水に、放射性セシウムが出てきたとき、どう処理するのかも何も決まっていない。
 少なくとも、水に溶けださないよう、泥と混ぜて吸着させるとか、ドラム缶などに入れて埋めるとか・・・手立てが必要なのではないか。

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