農業振興策は奥が深い 地域経済活性化特別委で北海道視察
今年のテーマは、津波被災地域での農業再生。「6次化」「農商工連携」が必要だと言われる中で、良い面も悪い面もあると感じています。農業者が作らされるのではなく、意欲的・創造的に農業に取り組んでいける環境を作ることが大切だと思います。
北海道での視察、当別町の(有)大塚農場さん、札幌市の農商工連携、HAL財団のとりくみをうかがってきました。
大塚農場では、バスの中から農地と作物の紹介を聞きました。それから、事務所の2階で車座になって6次化などにどう取り組んできたのかを聞きました。
「6次化といっても、農家が原料生産だけを行うのでは奴隷的な農業になってしまう」。加工、販売までトータルに農業者自身が考えられるように進めないといけない。そうすると、たとえば加工に時間もお金ものめりこむと、売れなくなると大変なことになってしまう。規模拡大は目的ではない。と話されていることが印象的でした。
札幌市は、ものづくり推進課が地元事業者と道内の農家・農業法人をマッチングする役割を担っています。農業振興の部署と連携しながらだけれど・・・仙台は逆、どっちがいいのかな?
HAL財団は、積極的な農業者からの相談を受けて、事業者にマッチングする。逆に、外部の事業者・団体から、農業にかかわる事業の相談を受けてマッチングさせる・・・などの取り組みを行っています。
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