小規模校には、その良さがある 作並小学校の学習発表会
11/10(土)青葉区の一番西にある作並小学校の学習発表会に行ってきました。
全校32名。今年度は学校創立以来はじめて1年生の入学者がありませんでした。作並小学校には新川分校(1年から3年まで)がありますが、そちらも児童は現在いません。
オープニングの全校生徒による合唱から、学年を超えてまとまった子どもたちの素晴らしさが感じられました。
2年生から4年生15名、全員が主役ともいえる劇(ピーターパン)も見せ場たっぷり。
体育館は、地域の人たちがたくさん来て、保護者と教職員みんなでうたう演目も。
5・6年生は、ちょっと重いテーマ「半日村」に取り組んでいました。山の影で、お日様が半日しか照らない村のお話です。「あきらめないで、みんなで力を合わせよう」というメッセージが、子どもたちから地域の人々に投げかけられたようで、グッときた大人も多かったと思います。
子ども達ひとりひとりの顔も名前も人柄も、先生はもちろん保護者もわかっているからこそ、その成長ぶりをみんなで確かめ合える学習発表会になっていました。
福島県から避難して来た子どもも作並小にはいます。相馬市から、孫を見に朝早く出かけてきたおじいちゃんおばあちゃんも、安心してもらえたのではないでしょうか。
同じように市内の学校に来ている子どもたちにも、温かくてきめ細やかな対応ができていればいいがと願っています。
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