「南吉成小・学校の森」と「青陵の森」
吉成市民センターで開講している「森守ボランティア養成講座」(5/23~6/20全5回)に参加しています。6/6には、仙台市立青陵中等学校(中学から高校の一貫校)にある「青陵の森」を見に行きました。
ここは、禿山だったところから自然にもどって60年くらいの森。仙台女子商業高校がこちらに移転し平成9年に女子商80周年を記念して遊歩道やプレートなど整備がされ、その後女子商がさらに泉区に移転、青陵中等学校となり平成21年に「青陵の森」として再度手を入れ、外部にも開放するようになったところです。
広さも12400坪あり、高低差もあり、小一時間の散策で一汗かきました。60年なので、太い樹でもΦ30cmほどですが、できて10年の南吉成の学校の森とは全く違ったものです。
最初の整備も大変だったと思いますが、今毎週手入れをされている「愛好会」の方々の苦労も聞きました。倒れた樹を処分したり、間伐、長い距離の遊歩道を歩ける状態に保つ、またイベントなどでの活用もされています。
南吉成の学校の森は、2002年に市建設局の予算を使って、森の設計、ワークショップを重ねて、子どもたち、地域住民で木を植えました。その後「南吉成小・学校を森にする会」をつくり、維持・管理だけでなく活用した企画も続けてきましたが、メンバーの世代交代が難しくなり、昨年、学校ボランティアの呼びかけがなされました。今回は、市民センターの講座として、森守ボランティア養成講座が開かれ、受講者の方から学校ボランティアに協力していただける方が増えることを期待しています。5/30に、実際に剪定作業を、森林アドバイザーのみなさんに実技指導をしてもらいました。ずいぶんすっきりしました。
権現森への窓として、学校の森が育っていけるよう、地域のみなさんと力を合わせていきたいと思います。
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