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2014/06/26

いい加減な市の姿勢ただし、条例案撤回に

今日は仙台市議会最終日。私たちが、「こんな条例化は許せない」と議員提案で対案を出した、当局側提出の条例案(第88号議案 仙台市児童福祉法の施行に関する条例の一部を改正する条例)を撤回に追い込むことができました。

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 撤回の理由は、この条例案が引用した省令そのものに誤りがあり、条例自体が誤りを含むものになるためです。
 私は、6月24日に開かれた健康福祉委員会の審査で、この問題を指摘し、撤回を求めました。しかし、問題が指摘された後の市当局の対応は、当初「委員会以前に誤りがあること...には気づいていたが議会には何の説明もしなかった」「省令がいずれ正されれば問題ない」と言うものであり、委員会はストップ。その後「議案の訂正をしたい」、そして「取り下げをしたい」と二転三転しました。
 ここに至るには、健康福祉委員会をはじめ、市議会各位の粘り強い奮闘がありました。二元代表制の一翼を担う市議会として、「間違っていることが分かった条例を認めるわけには行かない」このことを議会がしっかり示した結果です。

「どうしてこのような誤りを生むことになったのか」についても、議員から多くの指摘がありました。「仙台市自らの条例としてつくるという姿勢が大切」「急ぎすぎ、国の省令等を引用しすぎ」「議会軽視の表れだ」ときびしい指摘が相次ぎました。
 私たちは、第88号議案は、「国の言う通り」とする主体性のない市の姿勢の問題点が一番あらわになった議案であり、これを正すためには批判だけではなく対案が必要と、議第3号、議第4号、議第5号を議員提案しました。
 放課後児童健全育成事業についてたった3行で済ませようとする仙台市当局の姿勢は、大問題です。放課後児童健全育成事業自体について条例を持っていないにもかかわらず、その基準だけ省令を引用するだけで「条例化」する問題では、委員会の質疑で、この様な施策の例は、仙台市においてはかつてないものと明らかになりました。放課後児童健全育成事業の基準とともに、放課後児童健全育成事業自体を条例として定め、基準の内容も分かりやすくいい加減な解釈が行われないよう記述し、市の施策を充実させる努力こそ求められます。
 小規模保育事業などの新しい事業の基準に関しても、保育士配置割合をさらに高めて市の保育水準を向上させる工夫や努力が求められています。
 省令そのもの、省令の条項番号を引用する方法で楽をしようとせず、仙台市の条例としていいものを作る立場に立てば、今回の誤りも起こらなかったと言えます。

 第88号議案が撤回されれば、対案としての議第3号、議第4号、議第5号も取り下げを申し出ることになります。市当局に、これら提案の内容も受け止め、改めて充実させた条例案を今後出していただくよう求め、本会議での第88号議案撤回への賛成討論を行う予定です。
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